オズのページ２

	ＯＺにはいくつかの世界がありますが、オープン当初はセージタウンとクインスタウンしかありませんでした。　以前のＪＶＳのＨＰには各世界のバックストーリーが紹介されていましたが、現在（Ｈ２０．５）のＯＺの公式ＨＰには掲載がないようですね。　以下は当時のＨＰ掲載内容の要旨です。本当はリンクでつなげるべきなのですが、存在しないので。「セージタウンの伝説」　時の流れを知らない不滅の存在である妖精と、いつかは死ぬ運命にある人間との恋の物語。　クヌギの妖精である「セージ」はある人間の王様と恋に落ちてしまいます。しかし、セージが人間と愛し合うためには、妖精の不滅の命を捨てなければならないのです。一瞬でも王様と愛し合いたいと願うセージ。そしてついに王様も彼女の気持ちを受け入れることになりました。しかし、二人が愛を誓い合うその瞬間、セージの寿命がつきたのです。それでも、彼女は幸せでした、愛する人の胸の中で最後を迎えることができたから・・・・。　そして、王様は死んだセージを称えて、セージタウンを造り、クヌギやセージ（喜びや愛のパワーを持つ魔法の草花）を植えました。　妖精セージの魂はセージの草花に宿り、いまも幸せそうな香りを漂わせているのです。
「クインスタウンの伝説」　３人の女神がおりました。その女神たちは人間を相手に賭事をしました。　処女の貞操を自慢する純血の女神、鋭い知識を自慢する知恵の女神、そして情熱的な愛を自慢する愛の女神。　いくつかの賭の後、人間達は愛の女神に勝利の「黄金の実」を捧げ、愛の女神が勝つことになりました。　愛の女神は、真の美しさを理解する人間達の崇拝に応えるために美しい村（クインスタウン）を造り、黄金の実のなる「マルメロの木」を植えました。　この村は誰もが辿り着ける場所ではなく、真の美しさを理解するものだけが行くことが出来るのです。	「ローズマリータウンの伝説」　「ローズマリータウン」には、「時間の川」が流れていて、この川を守る妖精がローズマリーなのです。　ある日、ローズマリーは釣りに来た青年に一目惚れし、恋に落ちてしまいます。その日以後、彼女はその青年の姿を見るために毎日川辺に現れるようになりました。　しかし、流れる時を止めることは出来ません。青年は歳をとり、ついにはこの世を去ってしまいました。　ローズマリーは、もう二度と見ることの出来ない青年をしのび、「時の川」で踊り始めました。時の流れを恨みながら流した彼女の涙は、川辺に咲くローズマリーの花々へと変わり、今でも時間の流れを止めるために踊り続けていると言われています。　「ローズマリー」は、未来を予知し、時間をコントロールできる不思議な力を持つ魔法の草花です。「時の川」で踊り続けるローズマリーの切ない伝説をもつ心的な村、それがローズマリータウンです。
「フィンネルタウンの伝説」　昔々、フィンネルと言う魔法使いがいて、彼は、ウイキョウと言う草の葉を燃やし、その中に住んでいるチビ鬼達を呼び出して一緒に遊んだりしていました。　彼にとってチビ鬼達は、親友であり、同僚とも言うべき存在でした。しかし、村人達はチビ鬼達を不吉な存在と思いこんでしまい、ある時村全体のウイキョウの草を全部抜いてしまったのです。　その時、フィンネルは屋根の上に座り、静かに歌を歌い始めました。　すると、抜かれたウイキョウの草の中からチビ鬼達が出てきて、一緒に歌いながら村中を走り回りだしたのです。　それからこの村には、疑い心や心配事は消え、明るく楽しい雰囲気に変わったと言われるようになりました。　今でもこの村では、夜になるとウイキョウの草の中から顔を出して歌っているチビ鬼達を見かけることが出来るのです。	「パインタウンの伝説」　昔々、とても慈悲深い女神様がおりました。ある日女神様は、かわいそうな国民達のために、「夢の村」を造ることにしました。　そして女神様は、愛の魔法を使い、こぢんまりとした綺麗な村を造り、ここの村人達がいつまでも老いることなく暮らせるように、不滅の木「パインツリー」を植えたのです。　村はいつも緑に囲まれていて、村人達の心も体も生き生きしています。　いつまでも若さを忘れないでほしいという希望を込めて造られた、若者のマインドを持つ村、それが「パインタウン」。　今でも、村には「パインツリー」がその青さを自慢しているように立っているのです。